
中国・明代の哲人、呂新吾(りょしんご)の名著『呻吟語』は、
その著者名とともに現代の人にとっては
聞き慣れないものかもしれませんが、
幕末から明治にかけて『菜根譚』(洪自誠・著)や
『酔古堂剣掃』(陸紹・著)などとともに
格言文学の一つとして広く読まれたものです。
特にこの『呻吟語』は呂新吾の強烈な求道精神・深淵な学問・
偉大な人格を根底として書かれたもので、
世界観・人生観・政治・倫理・道徳・人物学等、
多岐にわたって論じられており、
大塩平八郎はじめ、多くの人々に強い影響を与えた書物です。
本書は安岡師が昭和46年に、全国師友協会主催の照心講座において
連続講義されたものを元にまとめられました。
安岡教学を学ぶ者にとって必読の書といえるでしょう。
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◆目次◆
第一講 不朽の人間学
第二講 自己改造の哲人・呂新吾
第三講 個の力の根源をなす核とは
第四講 現代社会の"呻吟"の種
第五講 己れを修め人を修める
第六講 人はいかにあるべきか
第七講 道を志す者の七見識
第八講 事を行う者の心得
第九講 人間の九つの品格
第十講 深沈厚重の徳
第十一講 学問・政治の要訣
第十二講 新の交友のあり方
第十三講 政を行う道とは
第十四講 東洋の人生観の原理原則
第十五講 いま待望される宰相像